まゆです。
なんかやっぱり自分でShoutcastサーバをもってやりたい!という方がおおいので、ちょっと構成を練ってみました。で、考えたのがこれ。
DNSサーバは設置せず、Hostsファイルに参照したいアドレスを書き込むもっともベーシックな古い手です。Macでも同様のことが可能です。なお、脇にDNSの動作原理もメモっておきました。まずDNSサーバを設定した際、PCのDNSクライアントシステムはまず、PCに書き込まれているこのようなHostsファイルを参照し、次にDNSを参照します。この際DNSとHostsファイルで同じ名前が書かれていた場合ですが、もちこすHostsファイルが優先されます。なお、Windows 7の場合Hostsファイルはここにあり、管理者モードで開く事が可能です。
一応明示しておくとここ:c:¥windows¥system32¥drivers¥etc¥hosts
スクショはこれ↓
で開くとね、こうなってます。
青線の部分があたしが記載したものです。このようにIPアドレスの次にアドレス名を記載します。
こうすると、例えば、27.14.145.128がmayuka2.dip.jpでDNS登録されていて、内部のShoutcastサーバにこのアドレスで外部からアクセスできているとします。でも内部のPCからはこのサーバは192.168.100.20とかで認識されていて、なにも設定していないとDNSサーバは、27..を参照してしまいアクセスすることが実際できません。
そこで、このサーバを内部から見たい場合は、hostsファイルに
192.168.100.20 mayuka2.dip.jp
と登録しておきます。するとこの登録をされたLAN内部にあるWindowsのPCからはmayuka.dip2.jpでブラウザに打ち込んだ場合は、27.14.145.28というアドレスより優先で192.168.100.20が参照され、Shoutcastのマネージャ画面がみえて、Shoutcastサーバに内部からもアクセスができます。
ま、ここではhostsファイルに記載されているアドレス参照一覧のほうが優先参照されることだけ、覚えておいてください。ここは図での補足ですが、実際の設定の過程をこれから説明していくので再度説明しますよ。
でちと補足、なぜDNSを利用するのかです。DNSのアドレスを通じ、内部の192..と外部の例えば、27…とリンクさせたいだけです。またこれから説明するダイナミックDNSを設定する事により、SLのフレに音楽を聞いてほしい場合、DNSのアドレスを教えてあげれば済むだけで、プロバイダアドレスは都度都度かわってますから、このことに振り回される事もありません。
ま、このDNSも内部、外部のアドレスをつなぐ上での便宜、という程度ぐらいで今はかまいません。
で、こういうかなりの説明めんどくせぇもあり、この件は説明を3つにわけます。
ひとつはこの説明。
ひとつはShoutcastの設定、構造上の問題点、他の人に周知する上でのDNS設定の意義
ひとつはダイナミックDNSの取得と外部との接続構造
ちょっとややこしいので3つにわけます。(この以前のポストでは一気につめこみましたがこれは詰め込み不可能と思いました)
ではでは、また続きかいていきますね。よろしくお願いします。