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まゆです。
前からWindowsでもiPhone AirplayでのSL Streamingできないの?と問い合わせがきてました。なので昨日は検証でした。
えっとやり方わかったんでお知らせを。
使うものとしては、
shairport4w
winamp
edcast
mp3lame plugin
で、shoutcastあるいはicecastのサーバを外から借りるあるいは、モデムとルータの間にスイッチなどを設置しルータと並列で接続するなどこれらのサーバを非武装(DMZ)ゾーンに明示しておきます。この非武装ゾーンにあるマシンの場合はグローバルIPアドレスというものがもらえるようになっていることが前提です。またはダイナミックDNSで、参照できるようにします。
なぜ、ルータとは並列かというと理由があります。ルータ側のDDNS設定で、このサーバが参照できたとして、ポートも開けておいたとします。ですが、このサーバに付与されるグローバル上でのアドレスを参照しても参照できません。サーバにルータのグローバルポートを指すことになり、サーバ自体を参照できないからです。これは良くハマります。対策はMac,LinuxなどではDNSサーバを立ててしまえばいいだけですが、普通やりませんよね。
で、ハマってしまう構成図はこれ。
で推奨の構成図はこれ。こういう形。なお、ここにも書いた通り、shoutcastあるいはicecastサーバはLinuxなどセキュア度が高いOSを利用すべきです。正直Windowsはかなり危険だと思います、できないことはないですが推奨できません。
このようにshoutcast,icecastを自己持ちは正直初心者には難しいかと思いますので、おすすめはねとらじなどを借りる事です。edcast上のねとらじ設定はググればでてきますので、ご参照ください。これも図にしました。こんなん。
では、説明していきましょう。
まず、shairport4wのインストールですね、
これはダウンロードすると圧縮ファイルになっているので解凍するだけです。これはそんなに難しくないのですが、問題はbonjourというApple特有のプロトコルを認識させること。これはiTuneのインストールで回避できます。
必ずiTuneはインストールしてくださいね。インストール方法は省略。
で、Winampです。Chromeだと表示がこのようにおかしくなるので注意。
で、このedcast_winamp…てのをダウンロードしてください。
でこれもインストールしてこのあとがちょっと面倒。
mp3lameを落としてきます。
一番上の3.99.5をダウンロードすると、これも圧縮ファイルになってます
解凍するとこんなん、
で、lame_enc.dllをwinampプログラム配下にコピーします。
こんな形でね。
で、Winampを管理者で実行してください。
で設定ファイルをいじります。
このDSP/エフェクトプラグインをあけてですが、その前にPCの音を拾う設定をします。
サウンドをあけて
無効なデバイスをレ点いれます。これでステレオミキサーというのがでてきます。これがPCの音拾うヤツ。
で実際にLive Recordingのペケ印を解除して、ステレオミキサーが選択にありますので選びます。
こんなん。で、このAboutの設定のど真ん中のAdd Encorderをクリックして設定します。で、出る画面はこれね。設定し終わったら、Add EncorderとなりのConnectをクリック。これあまり安定しないのかなかなかつながらないこともあるけど、そこはご愛嬌ですね。
で、最後のストリーミングの設定。あたしは自宅のDMZゾーンにicecast2のストリーミングサーバをたてているので、こんな感じの設定になってます。
で、こんなのが完成。
で、音楽設定する際ですが、
ねとらじなら、これは例え、ですよ。
http://std1.ladio.net:8020/winplay.m3u が正式アドレスになりますが、.m3uは省いて、 http://std1.ladio.net:8020/winplay で入力します。この際のパスワードはどれつかってもねとらじはパスワードはladioなのでここは苦労しませんね。
ではでは、ご不明な点があればカフェでうけます。
まゆでした