Icecast Streaming on Windows:How to use DDNS

まゆです。

一連のSLストリーミングの仕上げのようなもんです。
必須ではないですが、やっておいたほうがお互い便利です。
で、DDNSってなに?ってのがありますが、これは多分きちんとプロバイダーに申し込めばやってくれます、実は。いわゆるプロバイダ側が決してユーザに固定的なIPアドレスを渡しているわけでないので、アドレスは常に変動します。これがストリーミング配信にはこまったことになります。なぜなら常々アドレスを変更して、SLの土地設定でURLを手書きでかえねばいけず、やってられなくなります。そこで、DDNS(ダイナミックDNSサービス)というサービスを利用して、IPアドレスは(ダイナミックに)変動しても、DNSは変更がないという仕組みを作ります。DNSについては説明する必要ないですよね、DNSとは、このようなインターネット上のwww…とかの名前とIPアドレスをバインド(bind)させる仕組みで、皆さんはなにげなくwww…をうっておられますけど、これは、インターネット上ではIPアドレスに一旦変換されアクセスしにいきます。

で、そんなサービスやwifiルータでもそのようなサービスができるよう設定しているのもあるけど、ここではないという前提で。あるならそれに従ってやればできます。プロバイダでも相談にのってくれます、、ただ、配信しますってなるとトラフィックに影響あたえちゃうんで多分渋られると思いますから、そこはうまくいいわけしてくださいね。

で、そんなのもない人へ
まずは、DDNSをやってくれるサービスのところにいきます。
そうするとDDNSの説明と登録をやってますから、そのとおりまずはやってみます。
終わると、…dip.jpはXXX.XXX.XXX.XXXに設定されてますとでます。このXXX…はIPアドレスでもちこす、皆さんがプロバイダから与えられている外にでていくためのアドレスです。

DDNS Service

まず、これを設定してください。そんなにむずかしくはないです。

次に、DICEというDDNSの更新ツールをインストールします。これはDDNSのサービスに定期的にアクセスをしプロバイダからIPアドレスを更新されても、DNSとバインドしてもらえるようにするシステムです。で、ちょっとひとつ。プロバイダはなぜIPアドレスを変えるの?常時接続やん?といってもあくまでもプロバイダは皆さんのPCと同様DHCPで配信してます。リリースは定期的にかかりますから注意は必要で、そのためのDDNSなのです。

で、DICEはここからダウンロードできます。この設定方法もDDNSのサイトにでてますから、そのとおりにやればほとんどできちゃいます。

DICE

でためしにやってみたのがこれ

DICE Setting

これでもしこのWindowsがいつも動かすという形であれば、ストリーミング時にこれを動かしておけばIPは常にDDNSにバインドされ、DJさんとかいちいちライブのたびにIPアドレスを教え直さなくてすみます。

で、最後にもう一度、ちゃんとルータのポートあけてくださいね、これはルータのマニュアルをきちんと読んでね。8000番をtcp,udpであけておけば問題ありません。

Router Setting

でもう一個SLを動かすクライアントでも音を聞く場合は、もう一度いいますが、Windowsではここに登録してください。

SL Client PC Settings

で、設定のサンプルはこんなのね。

/etc/host settings

IPアドレス (tabなどでスペースを置いて) DDNSで登録したIPアドレス
になります。#以降にあるものはコメントだから気にしなくていいです。
これをやるとWindowsのIPアドレス設定でDHCPや固定IPから設定されたDNSより優先してここで対比されたDNSアドレスを認識します。つまり、例えば

mayuka2.dip.jpは、外のDDNS上では、XXX.YYY.ZZZ.AAAで設定されてますが、

この設定で、設定されているクライアントでは

mayuka2.dip.jpは、192.168.100.20で認識されます。これでSLの土地設定で問題はなくなるはず。

で、これで一通り説明おわり!でもさぁ、AOLがWinampやめちゃったんでShoutcastが風前の灯….まいったなぁこれ。

※Macの場合はOS X Serverを買ってDNS設定したほうが早いですし安全です。一応ね。最新版はかなり楽チンになりました。

Having my own shoutcast server 2 (for iPhone streaming)

まゆです。

どこまで書いたのかわすれました…ただ、Shoutcast DNASの件を書いてなかったですね。

Shoutcast DNAS Server

Shoutcastといえばこれですね、AOLになりWinampが開発中止になりプラグインの意味がなくなってくるため、Transcorderのほうもダウンロードしておいたほうがいいかもです。

Transcorder and Plugin

でインストールは指示どおりに、まぁここまでは難しくないです。
ただ、ターゲットは指定してくれなさげなので、C:¥フォルダ配下にShoutcastと指定するのがいいかもです。

Install DNAS

で、次に設定ファイルをつくってやらないかんです。これは設定するURLがあるのでそのとおり打ち込みます。
config_builder.htmlってファイルがあるんですね。

config_builder

でここで指定するのはパスワードのみです。他はデフォルトのままでいいです。

で、できたらダウンロードボタンを押して、一度Windows 7ならダウンロードフォルダーにsc_serv.confというファイル名で保存します。で、コピーをC:¥Shoutcast配下にコピーしますが、管理者権限での実行になることを注意して下さい。

sc_serv.conf

じゃあコピーしおえたら実行してみましょう。sc_serv.exeファイルを管理者で実行します。

null

で実行すると、どれを実行する?という選択肢がでてきますが、ここは、[CONFIG] [0] :sc_serv.confを選びます。’0’と押すだけです。

executing sc_serv.exe

で、localhost:8000と押すとShoutcastサーバへのログイン画面がでてきます。でsc_serv.conf設定時に設定したパスワードでadminアカウントでログインします。するとこんな画面に。

Shoutcast login

あとは第一回目『Having my own shoutcast server 1 (for iPhone streaming) 』で紹介したねとらじへの設定の部分を自分に向ける設定をします。 Server IPをlocalhostで指定をして、Server TypeをShoutcastにすれば、内部LANでの配信はこれで可能になりました。最後にルータの8000番ポートのファイアウォールポートをあけて、そとといききできるようにします。これは各会社でまちまちなので、お持ちのルータの取扱説明書を読んでください。あたしは実はYAMAHAのRT58iなのでこんな形、

YAMAHA RT58i

これで、ルータ外プロバイダーから与えられるグローバルIPアドレスの:8000番ポートをたたけば、ルーティングはルータ側で行い、Shoutcastサーバに接続をしてインターネット側から音楽を鳴らす事が可能です。

さて、これだけだと、インターネットにでていくためにお使いのプロバイダーから割り当てられた外部のグローバルIPのアドレスがお使いのプロバイダーの状況により、しょっちゅうこのIPアドレスは変更がかります。よって、いちいちリスナーにお知らせしなくてはいけはならなくなり、すごく面倒なことになります。そこでダイナミックDNSというサービスを使い、DNSから、このしょっちゅう変化してしまうIPアドレスをリンクさせ、変動が有ろうともDNSの名前は変わらないため、管理がすごく楽になります。

次回はこのDNSの構造について簡単に触れたく思います。今度はいつできるかなぁ。。。。

New Macbook Pro with Iris Pro 5200

まゆです。

この前の発表で円筒Mac Proも発表ありましたが、やっぱりきになったのは新しいHaswell Macbook Pro。

Macbook Pro

Macっていつもながら、新しいのがでると退化したりする場合があって、結構要注意だったりするんですよね。Macbook AirとかであったNvidia 320MからオンボードのHDグラフィックスがその例。で、今回もどうなのか、ちょっとみてみました。

http://www.4gamer.net/games/132/G013298/20130904090/

これをみると3D Markはいいんだけど後はちょっとおしい!という感じですね。

http://uk.hardware.info/reviews/4776/intel-iris-pro-5200-graphics-review-the-end-of-mid-range-gpus

これをみるとGPUのクラスとしてはGeforce 650と640の間っぽい?イメージがします。コメントではすばらしい!とかいてあるけど、うーんやっぱりIntelはグラボはダメダメですね。Windowsで使うならAMDかぁやっぱり。

なので新しいモデルになったからってGeforce 650Mモデルを持っている人は買い替えの必要はないと思います。

まぁいずれにせよNew Macbook Pro買うならハイエンドグラフィックスGT750Mタイプのほうですね、約30万近くになっちゃいますが、、それが頭痛いですね。

Having my own shoutcast server 1 (for iPhone streaming)

まゆです。

なんかやっぱり自分でShoutcastサーバをもってやりたい!という方がおおいので、ちょっと構成を練ってみました。で、考えたのがこれ。

SLストリーミングサーバ配置図4

DNSサーバは設置せず、Hostsファイルに参照したいアドレスを書き込むもっともベーシックな古い手です。Macでも同様のことが可能です。なお、脇にDNSの動作原理もメモっておきました。まずDNSサーバを設定した際、PCのDNSクライアントシステムはまず、PCに書き込まれているこのようなHostsファイルを参照し、次にDNSを参照します。この際DNSとHostsファイルで同じ名前が書かれていた場合ですが、もちこすHostsファイルが優先されます。なお、Windows 7の場合Hostsファイルはここにあり、管理者モードで開く事が可能です。

一応明示しておくとここ:c:¥windows¥system32¥drivers¥etc¥hosts
スクショはこれ↓

shoutcast12

で開くとね、こうなってます。

shoutcast14

青線の部分があたしが記載したものです。このようにIPアドレスの次にアドレス名を記載します。

こうすると、例えば、27.14.145.128がmayuka2.dip.jpでDNS登録されていて、内部のShoutcastサーバにこのアドレスで外部からアクセスできているとします。でも内部のPCからはこのサーバは192.168.100.20とかで認識されていて、なにも設定していないとDNSサーバは、27..を参照してしまいアクセスすることが実際できません。

そこで、このサーバを内部から見たい場合は、hostsファイルに

192.168.100.20 mayuka2.dip.jp

と登録しておきます。するとこの登録をされたLAN内部にあるWindowsのPCからはmayuka.dip2.jpでブラウザに打ち込んだ場合は、27.14.145.28というアドレスより優先で192.168.100.20が参照され、Shoutcastのマネージャ画面がみえて、Shoutcastサーバに内部からもアクセスができます。

ま、ここではhostsファイルに記載されているアドレス参照一覧のほうが優先参照されることだけ、覚えておいてください。ここは図での補足ですが、実際の設定の過程をこれから説明していくので再度説明しますよ。

でちと補足、なぜDNSを利用するのかです。DNSのアドレスを通じ、内部の192..と外部の例えば、27…とリンクさせたいだけです。またこれから説明するダイナミックDNSを設定する事により、SLのフレに音楽を聞いてほしい場合、DNSのアドレスを教えてあげれば済むだけで、プロバイダアドレスは都度都度かわってますから、このことに振り回される事もありません。
ま、このDNSも内部、外部のアドレスをつなぐ上での便宜、という程度ぐらいで今はかまいません。

で、こういうかなりの説明めんどくせぇもあり、この件は説明を3つにわけます。

ひとつはこの説明。
ひとつはShoutcastの設定、構造上の問題点、他の人に周知する上でのDNS設定の意義
ひとつはダイナミックDNSの取得と外部との接続構造

ちょっとややこしいので3つにわけます。(この以前のポストでは一気につめこみましたがこれは詰め込み不可能と思いました)

ではでは、また続きかいていきますね。よろしくお願いします。

iPhone SL streaming on Windows

(大前提ですが、以下、各国の著作権法は必ず遵守ください。ご利用の際はご自身のリスクでお願いします。何があろうとあたしは一切責任を負いません、あしからずご了承ください)

まゆです。

前からWindowsでもiPhone AirplayでのSL Streamingできないの?と問い合わせがきてました。なので昨日は検証でした。

えっとやり方わかったんでお知らせを。
使うものとしては、
shairport4w
winamp
edcast
mp3lame plugin

で、shoutcastあるいはicecastのサーバを外から借りるあるいは、モデムとルータの間にスイッチなどを設置しルータと並列で接続するなどこれらのサーバを非武装(DMZ)ゾーンに明示しておきます。この非武装ゾーンにあるマシンの場合はグローバルIPアドレスというものがもらえるようになっていることが前提です。またはダイナミックDNSで、参照できるようにします。
なぜ、ルータとは並列かというと理由があります。ルータ側のDDNS設定で、このサーバが参照できたとして、ポートも開けておいたとします。ですが、このサーバに付与されるグローバル上でのアドレスを参照しても参照できません。サーバにルータのグローバルポートを指すことになり、サーバ自体を参照できないからです。これは良くハマります。対策はMac,LinuxなどではDNSサーバを立ててしまえばいいだけですが、普通やりませんよね。
で、ハマってしまう構成図はこれ。

SLストリーミングサーバ配置図3

で推奨の構成図はこれ。こういう形。なお、ここにも書いた通り、shoutcastあるいはicecastサーバはLinuxなどセキュア度が高いOSを利用すべきです。正直Windowsはかなり危険だと思います、できないことはないですが推奨できません。

SLストリーミングサーバ配置図1

このようにshoutcast,icecastを自己持ちは正直初心者には難しいかと思いますので、おすすめはねとらじなどを借りる事です。edcast上のねとらじ設定はググればでてきますので、ご参照ください。これも図にしました。こんなん。

SLストリーミングサーバ配置図2

では、説明していきましょう。

まず、shairport4wのインストールですね、

shairport4w

これはダウンロードすると圧縮ファイルになっているので解凍するだけです。これはそんなに難しくないのですが、問題はbonjourというApple特有のプロトコルを認識させること。これはiTuneのインストールで回避できます。

need_itune

必ずiTuneはインストールしてくださいね。インストール方法は省略。

winamp

で、Winampです。Chromeだと表示がこのようにおかしくなるので注意。

edcast

で、このedcast_winamp…てのをダウンロードしてください。

でこれもインストールしてこのあとがちょっと面倒。

lame_download

mp3lameを落としてきます。

一番上の3.99.5をダウンロードすると、これも圧縮ファイルになってます

lame_download

解凍するとこんなん、

lame_copy

で、lame_enc.dllをwinampプログラム配下にコピーします。

winamp_lane

こんな形でね。

winamp2

で、Winampを管理者で実行してください。

winamp3

で設定ファイルをいじります。

winamp4

このDSP/エフェクトプラグインをあけてですが、その前にPCの音を拾う設定をします。

winam6

サウンドをあけて

winam7

無効なデバイスをレ点いれます。これでステレオミキサーというのがでてきます。これがPCの音拾うヤツ。

winam8

で実際にLive Recordingのペケ印を解除して、ステレオミキサーが選択にありますので選びます。

winam10

こんなん。で、このAboutの設定のど真ん中のAdd Encorderをクリックして設定します。で、出る画面はこれね。設定し終わったら、Add EncorderとなりのConnectをクリック。これあまり安定しないのかなかなかつながらないこともあるけど、そこはご愛嬌ですね。

winam9

で、最後のストリーミングの設定。あたしは自宅のDMZゾーンにicecast2のストリーミングサーバをたてているので、こんな感じの設定になってます。

winam11

で、こんなのが完成。

で、音楽設定する際ですが、

ねとらじなら、これは例え、ですよ。

http://std1.ladio.net:8020/winplay.m3u が正式アドレスになりますが、.m3uは省いて、 http://std1.ladio.net:8020/winplay で入力します。この際のパスワードはどれつかってもねとらじはパスワードはladioなのでここは苦労しませんね。

ではでは、ご不明な点があればカフェでうけます。

まゆでした

Need to downgrade from latest official viewer

まゆです。

どうも最新版の公式ビューアはかなり内容として酷そうです。
Mac版では日本語入力とキーバインドがおかしいようで、多分補完機能とかをビューアでコントロールしようとして失敗しているのでは?と思っています。

ワークアラウンドは、アドバンスで..と思ったらないみたいです。キーマップ機能でとxmlをいじる方法がwikiに乗ってますが、これとは違うでしょ、多分補完の問題かと。幸い3つ前のバージョンまではダウングレード可能ですから、最新をいちいちおっかける必要はないかと思います。

それにしてもこういう変換系の問題ってなかなか解決しないんだよね、大抵のアプリだと。こまったもんだ。

how to work unsupported graphics on your SL

まゆです。ご無沙汰です。

すんません、最近ブログの反応明らかに遅いっすよね。ごめのさい。
えっと最近はMacでQuadroの最新のKeplerさして使っていたのですが、いきなりサポートされずビビりました。で、対応法があったので報告。

how to add your GPU card on SL 1

でまず、Macの場合はパッケージを開けます。

how to add your GPU card on SL 2

するとこれが見えるので、このフォルダクリック。

how to add your GPU card on SL 3

でさらにResoursesクリック

how to add your GPU card on SL 4

めっけ!このgpu_table.txtを編集するです。

how to add your GPU card on SL 5

で近しいグラボの値をコピってペーストするだけで動きます。

Windowsの場合は

how to add your GPU card on SL on Windows 2

です。やってみてね❤

iPhone Airplay Music streaming

ご無沙汰です。まゆです。

最近カフェでネットラジオでなく好きなラジオを流してますが、いかがでしょう?24時間用と、あたしがいるときに流すようと両方、流れているかと思います。24時間用はMPDで登録したジャスを流してますが、一方で、iPhoneから流しているものもあります。

これはAirplayのフリー版のShairportというアプリとLinuxのJackAudio、darkiceというストリーミング配信のソフトを利用しての配信となってます。なお、Linuxについては最近流行のRaspberry Piで行ってます。不具合はないってわけでないですが、使える形にはなっていて、いままで別のMacを使って配信コントロールしてましたが、必要もなくなりました。もちこすAirplayですから、iPad,iPodなども対応可能です。

ちょっと今回は紹介だけにしたいのですが、リアルとの接点を探る一つの物として構築方法、設定方法など、出していきたいと思います。

なお、当初イメージごとの配布を考えたのですが、Linuxで俗にいうカーネルまでいじっている部分があり、そこそこのLinuxの知識がないとキツいと思ってますのであえて控えました。

まぁどうしてもという方は、Linuxのかなりの知識がいりますが、ご相談はききます。

Caution* Mac SD Port uses USB internally…

まゆです。

今年になっての初ポストですね。
Macbook Proをつかいはじめてびっくりしたのですが、Macbook ProってSDカードはUSB経由だったんですね、初めて知りました、正直。これで何が起きるかっていうと、USB接続で例えばMountain Lionからついた新機能である不正防止USB機能が同様に働き、SDカードが認識しないことがあるってことです。例えばUSBデバイスで不正扱いされると同時にSDカードも認識しないことがあります。この時はSDカード、USBをとりはずし、再度SDカードのみつけ直します。

くれぐれもご注意を。